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テニス肘(上腕骨外側上顆炎・内側上顆炎:じょうわんこつがいそくじょうかえん・ないそくじょうかえん)

起こりやすいスポーツ:テニス・ゴルフ・バドミントン・剣道

​ 一般的に上腕骨外側上顆炎は、テニスプレーヤーに多くみられることから「テニス肘」と呼ばれている。上腕骨外側上顆部の疼痛と同部の圧痛が主な症状である。しかし、テニスプレーヤーの肘関節障害には外側上顆炎以外の病態もある。外側上顆炎はテニスプレーヤーに限らず家庭の主婦やその他の手をよく使う人たちにも多くみられる。よって、「テニス肘」=「外側上顆炎」とはいえない。

上腕骨外側上顆炎はテニスのバックハンドストロークや、バドミントン、ゴルフ、卓球などで、上腕骨内側上顆炎は、テニスのフォアハンドストロークや、野球やゴルフのプレーヤーにもみられる。

引用:小出 清一・福林 徹・ 河野 一郎. 南江堂. 『スポーツ指導者のためのスポーツ医学』小出 清一・福林 徹・ 河野 一郎編. 2.東京都: 株式会社南江堂.

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